【#10】【豆知識】ゴルフボールの歴史|実は木製・皮製だった!?その進化のヒミツ

目次

🏌️ ゴルフボールっていつからあるの?

現在のゴルフボールは、プラスチックと合成素材でできた高性能な球ですが…
実は、昔はでできていたってご存じでしたか?

今回は、知ると誰かに話したくなる
✅ ゴルフボールの進化の歴史
✅ 昔のボールの驚きの素材
✅ 現代ボールとの違い
をわかりやすく解説します!


🪵 ① 最初のゴルフボールは「木製」だった!【1400年代】

ゴルフの原型が誕生したのは15世紀のスコットランド。

その当時使われていたゴルフボールはなんと…
👉 木を削って作った「木製ボール」

🔸 特徴

  • 主にブナやカエデの硬い木材を使用
  • 非常に重くて飛ばない
  • 雨の日は水を吸ってさらに重く…

🎩 昔は飛距離よりも、技術と精神力が試されていたようですね。


🥚 ② 皮と羽根で作った「フェザーボール」【1600〜1800年代】

やがて木製ボールに代わり登場したのが、
ガチョウの羽根を牛革の袋に詰めて乾燥させたボール
通称「フェザーボール(Featherie)」。

🔸 製造方法と特徴

  • 湿らせた革袋に蒸した羽毛をぎゅうぎゅうに詰めて縫い合わせる
  • 乾燥後に硬化 → 弾力性アップ
  • 非常に高価で、ひとつ作るのに1日かかることも

💡 当時は職人による“手作り品”だったため、1球あたりの価格はクラブより高かったという説も。


🏐 ③ 革命を起こした「ガッタパーチャボール」【1800年代半ば】

産業革命の影響もあり、1848年にガッタパーチャ(天然ゴム樹脂)を素材にしたボールが登場。

通称「ガッティーボール」と呼ばれました。

🔸 特徴

  • 天然ゴム素材で安価かつ大量生産が可能に!
  • ツルツルした表面だったが、傷がついた方が飛ぶと判明 → 表面にデザイン加工が施されるように

✈️ 実はこの時代に、現在の「ディンプル」技術の元が生まれました。


⚪ 現代のゴルフボールへ進化【1900年代〜現在】

その後、ゴルフボールは急速に進化します。

時代主な素材特徴
1900年代初頭ラバーコア+糸巻きより飛距離が伸び、プロの技術にも対応
1960年代〜ソリッドコア+樹脂カバー耐久性・飛距離・スピン性能がバランス良く進化
現在多層構造(3〜5ピース)+ディンプル加工高速化・低スピン・環境対応素材も開発中

🧪 科学技術の進歩により、ヘッドスピードやスピン量に合わせて選べるほどの多様化が進んでいます。


📌 ゴルフボールの変遷まとめ

素材使用時代特徴
木製1400〜1600年代飛ばない・雨に弱い
フェザーボール1600〜1800年代高価・手作り・飛距離アップ
ガッタパーチャ1800年代半ば〜安価・工業化・飛距離安定
ラバー+樹脂1900年代〜現在多層構造・飛距離&コントロール重視

💬 まとめ|ボールを知ると、ゴルフがもっと面白くなる!

今では当たり前のように使っているゴルフボールも、
時代とともに驚くべき進化を遂げてきました。

✅ 木→皮→天然ゴム→高性能樹脂へ進化
✅ 飛距離・精度・コストのバランスを追求
✅ ゴルフ文化とともに歩んできた存在!

次にボールを手に取るとき、ちょっと歴史を思い出してみてくださいね。
きっと一打ごとの重みも変わってくるはずです!

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