ゴルフをプレーする上で欠かせない「ゴルフボール」。
普段あまり意識しないかもしれませんが、実はこの小さなボールにはたくさんの秘密と工夫が詰まっています。
今回は、ゴルフがもっと楽しくなる「ゴルフボールの豆知識」を5つご紹介します。
ゴルフ練習場に来られるお客様も、ぜひ参考にしてみてください。
1. ディンプル(くぼみ)の数には意味がある!
ゴルフボールの表面には「ディンプル」と呼ばれる小さなくぼみが多数あります。
これは単なるデザインではなく、空気の流れをコントロールして飛距離を伸ばす効果があるんです。
- 通常のボールには 300〜500個のディンプル がある
- 空気抵抗を減らし、揚力を生むことで遠くへ飛ばせる
- ディンプルの形や配置によって飛行特性が変化する
2. 月面にもゴルフボールがある!?
1971年、アポロ14号の宇宙飛行士アラン・シェパード氏が月面でゴルフをプレイしたという驚きのエピソードがあります。
- 特製のクラブで2球をショット
- 空気のない月では、地球よりも遠くへ飛んだと言われている
- そのボールは今でも月に残っている!
3. ボールの規定サイズと重さは決まっている
公式競技で使用されるゴルフボールには明確なルールがあります。
- 直径:42.67mm以上
- 重さ:45.93g以下
この条件を満たさないボールは公式試合で使用できません。
各メーカーはこの規定内で、最大限の性能を引き出すよう設計しているのです。
4. カラフルなボールは実は便利!
最近は白だけでなく、黄色・オレンジ・ピンクなどのカラーボールも人気です。
- 曇りや夕暮れ、冬場でも視認性が高い
- 芝の中でも見つけやすい
- デザインで個性を出せる
5. ゴルフボールにも“タイプ”がある
実はゴルフボールにも種類があり、プレースタイルに合わせて選べます。
- ディスタンスタイプ:飛距離重視。初心者にもおすすめ
- スピン系:コントロール重視。上級者向け
- ソフトタイプ:打感が柔らかく、女性やシニアに人気
6. 実は違う!レンジボールと本番用ボールの違い
当ゴルフ練習場でも使用している「レンジボール」は、実は通常のラウンド用ボールとは異なる特性を持っています。
- 飛距離を抑える設計(安全性・敷地制限のため)
- 打感がやや硬め
- 表面に「RANGE」や線が入っているものが多い
- 繰り返し使用されるため耐久性が高い
練習場ではレンジボール、本番ではラウンド用ボールと使い分けることで、実際のプレーとのギャップを理解しやすくなります。
まとめ
ゴルフボールは「ただの道具」と思われがちですが、そのデザインや性能には奥深い技術と工夫が詰まっています。
今回紹介した豆知識を知ることで、ラウンド中のちょっとした話題にもなりますし、自分に合ったボール選びの参考にもなるはずです。
当ゴルフ練習場では、初心者の方にも安心して使っていただけるよう、レンジボールを採用しています。
次回のプレーでは、ぜひボールにも注目してみてくださいね!